2010年11月29日 日記再開/境界から視えた外界お疲れ様でした
■ 初の秘封倶楽部オンリー同人誌即売会『境界から視えた外界』に参加した皆さん、お疲れ様でした!
当日のサークルチケット。見ての通り、ヒロシゲ乗車券を模した硬券。入場の際に入鋏されるという芸の細かさ! だがしかし、本当のところ私には、ヒロシゲに乗る資格などなかったのでした……!
>秘封、とりあえずなんとかコピー本(プリントアウト本?)新刊は出せそう……だけど……寝られるか……?
日付が変わる前のひとこと。これ ↑ が6時間後にはこう ↓ なる
>新刊諦め、徹夜で上京。せつない…。
はい、諦めました。当初は「まぁなんとかマンガとして読めるギリギリの水準」までにはいったかな……と思っていたものの、冷静になって自作を見返したところ、トーンも全然貼れてないし、とても人目に晒せる、ましてお金をいただける水準に達していない……ということに気付いてしまったため、夜明け前に心が折れました。 なんとかごめんなさいペーパーをでっち上げ、どんよりとした気分のまま、家を出て水戸駅へ……!
>立ち食い蕎麦屋で朝食。ちょっと元気出てきた。まぁ、スペース内で一日中後悔してるだろうけどね!
徹夜だったので、特急で半眠りしながら上京。耳には『卯酉東海道』。
>いま山手線。一般列が結構出来てるという報告だけど、いかほどかしら?
そんな状況でも、会場に近づけば知らず知らずに心が浮き立つわけで……都立産業貿易センター浜松町館に着いた頃には、400~500人ほどの一般待機列が出来ていました。
開場してからは……もう嵐でしたね。勿論ウチは無風状態でしたが。オンリーイベントに新刊がないなんて、誕生日パーティーにバースデイケーキがないようなものです!
■ 買った本(+CD)&いただいた本。
事前には秘封破産も辞さず、の覚悟で臨んだものの、自分の本を落としておいて、そんなに買い物している場合か! という精神的ブレーキが働いたのと、ずっとスペース内でスケブ描いていたため、それほどの数にはならず。それでもこれくらいは!
■ で、こちらが特に人気の高かった2サークルの作品。
右側:「世界秘封病学会」さんの『秘封サナトリウム』 http://222.chaso.net/
合体スペースにみっしりの搬入物が、開場15分少々で完売。大行列ながら、列消化の早さもハンパなかったです。しかもその後、委託先の各地メロンブックスから次々と完売の報告が……! この豪華執筆陣ならそれも当然。
左側:「冷たい人比良が直せない予感。」さんの『幻想語。』 http://nameya.s269.xrea.com/hihu/
こちらも大行列で開場30分程で完売。パン屋の袋に本とCDが入れられているため、会場じゅうにパン屋の袋を持った人が歩き回る姿が!……という面白い事態に。
右を向いても左を向いても秘封の作品ばかりで、夢かと思った……って、本来オンリーイベントってそういうものなんですけどね。東方に関しては麻痺してきてました。同好の志が集うオンリーイベントの楽しさ有難さを再確認し、そこに参加できなかった自分が情けないやら悔しいやら……。
この想いをバネにして、冬コミ原稿がんばろうと思います……!